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遠回りこそが導く速やかな円満な解決!? 相続手続きにも当てはまる意外な極意とは!!

初めから結論ありきでプロセス(過程)やルールなど全く無視してどんどん話を進めてしまう、そんな風潮がはびこっていると感じるのは私だけでしょうか。

1510 キンモクセイ

 

可能な限り内容を明らかにして、できる限り自由に多くの意見を出してもらった上で、時間をかけて少しずつ丁寧に修正しながら集約していかなければ多くの人々の賛同など得られるはずもないことは、皮肉なことですが先の国会の審議でも証明されてしまいました。

そういえば、初めから結論ありきで他の相続人の意見や考えなど聞くつもりなどこれっぽっちもない、という相談者をしばしば見かけるようになりました。他の相続人にはどんな財産がどれくらいあるのかを一切明らかにせずに期限を決めてしまい、遺産分割協議書に署名・押印を迫るといった自分本位な対応で押し切ることで解決できると信じている相続人を見かけるたびに本当に残念な気持ちになってしまいます。

確かに、相続人には様々な事情や経緯があったことでしょう。しかし、遺言がない以上は法定相続が原則であり、すべての相続人に平等に権利があるのです。そして、相続は財産を分配するだけでなく、相続人同士が負担や不利益をどう分け合うかということも避けられない時代になってきているからこそ、すべての相続財産を明らかにして各相続人が自由に意見や考えを述べながら、丁寧に修正・集約をしていかなければ当事者の話し合いによる速やかな円満な解決はできないのです。

相続が開始すると、皆さんは異口同音に『毎日の生活だけで精一杯、とても負担など引き受けられない』、しかし一方で、『自分にも権利があるはず』とおっしゃいます。もはや、譲り合いなど期待するのもむなしく、不毛な奪い合いと醜い押し付け合いになってしまい人間関係が壊れてしまうケースもいくつも見てきました。

あなたの大切な家族にそんなつらい思いをさせないためには、自分自身がどんな医療や介護を受けたいのか、またこの世を去った後の財産はどのように分けてほしいのか、葬儀やその後の供養などはどうしてほしいのか、またこれらのことをあなたに代わってどなたに中心になってやってもらいたいのか、それらをよく考えて元気なうちにあなたの意思としてしっかりと残しておくことが必要です。

1510 老夫婦と孫

そんな面倒なことをしなくても『うちの家族はみな仲が良いから心配ない』と思うかもしれません。しかし、相続問題を速やかに円満に解決できるかどうかは、一見遠回りとも思える事前の周到な準備があるかどうかにかかっていると言っても決して過言ではありません。相続まちなかステーションでは、代表加藤俊光が42歳の時に書いた遺言書をお見せしながら、あなたの想いや配慮が込められた遺言書を一緒に考えてご提案していきたいと考えています。

これからも私は、遺言者の想いと家族の願いが理解できる法律専門職として、ひとりでも多くの方に『想いを伝えるとともに大切な家族の絆を壊さないための遺言書』のご提案をし続けていきます。