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コロナ禍に考えたい生前整理・相続 ~ 公正証書を活用した人生の締めくくり方 ~ IN平塚市立旭南公民館

去る6月22日(火)10時より、平塚市立旭南公民館にて開催された「旭南ほがらか学級 第1回 生活・安心講座」におきまして、「コロナ禍に考えたい生前整理・相続 ~ 公正証書を活用した人生の締めくくり方 ~」をテーマに外部講師を務めてきました。

旭南公民館で一番大きなホールを用意してくださったのですが、コロナ感染拡大防止のため本来の定員の半分以下の40名で募集したところ前日までに29名の申し込みがあったそうです。当日は、梅雨の最中でしたが幸い雨にも降られることもなく、窓を開けて換気に心掛けながら終始和やかな雰囲気で実施することが出来ました。今回は、60代から80代までの女性の参加者がやや多くみられたのですが、以前弊所にご相談においでいただいた女性がお申し込みをされていたり、地域情報誌タウンニュースの記者さんが来てくださったことが印象的でした。

最近では、一般の方の関心が高まっていることもあり、いろいろなところで相続をテーマにセミナーや講演会が開催されているようですが、そのほとんどは「相続税を節税する秘訣」や「ソンする相続、トクする相続」などのように、一般市民にとってはほとんど役に立たない内容のものばかりだと感じています。

そこで、今回は自分自身の人生を納得のいくカタチで締めくくるためには元気なうちからどのような準備をしたらよいのかという視点から、(1)子どものいない夫婦が不安に感じていた老後の医療や介護、認知症に対する公正証書を活用した画期的な備えや、(2)身寄りのないおひとり暮らしの高齢女性の元気なうちから備えたことで実現できた在宅看取りについて、実際のご相談や対応事例などを余すところなくお話しさせていただきました。参加された方々にとって、何かひとつでもご参考になったとすれば何より幸いです。

最後になりますが、今回このような機会をくださった公民館長の廣瀬様と公民館主事の山田様、写真を撮影してくださったタウンニュース社平塚編集室の佐々木様、さらにはご多忙の折、時間を繰り合わせてご出席いただいたすべての皆様、ご清聴本当にありがとうございました。